浪人生活の始まり
浪人すると決めてから、
これまでお世話になっていた家庭教師の先生に、
週1回の授業をお願いしました。
そして二年目からは、
航空学生だけでなく、
海上保安庁のパイロット課程も受験することを決めました。
選択肢を広げるというより、
「パイロットになる可能性を少しでも高めたい」
その一心でした。
ほとんどが一人の戦い
勉強のほとんどは、ひとり。
正直、かなり辛かったです。
友達からの遊びの誘いもありましたが、
基本的にはすべて断って、
机に向かう日々が続きました。
孤独を感じることもありましたが、
「ここで流されたら、また同じ結果になる」
そう自分に言い聞かせながら、続けていました。
二つの試験の違いに苦しむ
受験対策で特に苦労したのが、
航空学生と
海上保安庁パイロット課程の
試験内容と出題形式の違いでした。
航空学生は、
大学受験レベルの学力があれば対応できる内容。
一方で海上保安庁は、
市役所試験のような科目構成で、
まったく性質の違う問題形式でした。
同時に対策するのは、
想像以上に大変でした。
一次試験の壁
事前に調べた情報では、
どちらの試験も
一次試験で 得点率7割以上 が目安。
もちろん、
高ければ高いほど合格に近づく。
その数字を知ったとき、
簡単な勝負ではないことを改めて実感しました。
適性試験という未知の領域
さらに厳しかったのが、
適性試験の存在です。
両方の試験とも、
三次試験まであり、
各段階で適性検査が行われます。
しかし、この適性試験についての情報が、
とにかく少ない。
そこで私は、
地方協力本部に直接足を運び、
「どんな内容なのか」
「何を見られるのか」
を聞きに行きました。
今でも、その時の緊張感ははっきり覚えています。
ただし、
ここで得た情報の細部については、
公開してよいか判断がつかないため、
この記事では控えさせていただきます。
フライト練習だけは楽しかった
最終試験では、
・航空学生:実機フライト
・海上保安庁:シミュレーター試験
が行われるため、
私はMicrosoft Flight Simulatorを
パソコンにインストールして、
毎日のように練習していました。
この練習の時間だけは、
不思議と楽しかったです。
「本当にパイロットを目指しているんだ」
そう実感できる、
唯一ワクワクする時間でもありました。
次回
こうして迎えた試験本番。
次回は、
・試験結果
・受験当日の雰囲気
・実際に感じたこと
について、
できる範囲で詳しく書こうと思います。


コメント