一次試験 ― 本番当日の空気
受験当日の会場は、想像していたほど緊張感に飲み込まれることはありませんでした。
不思議と落ち着いていて、自然に集中できていたと思います。
振り返ってみると、
親から無理なプレッシャーをかけられていなかったことも、大きかったのかもしれません。
後から聞いた話ですが、両親は
「もし今回、点数がかなり悪かったらどうするか」
という話を、静かに二人でしていたそうです。
そのことを知ったとき、
表では何も言わずに見守ってくれていた両親の存在が、胸に残りました。
一次試験の結果
航空学生試験は、問題用紙を持ち帰ることができないため、正確な自己採点はできませんでした。
それでも感覚としては、およそ7割程度だったと思います。
一方で、海上保安庁のパイロットコースは問題用紙を持ち帰ることができました。
家庭教師の先生と一緒に、
ドキドキしながら一問ずつ採点していったことを今でも覚えています。
結果は、8割近い得点。
その瞬間、もちろん嬉しさもありましたが、
それ以上に強かったのは、
「最低ラインは越えられたかもしれない」
という安堵の気持ちでした。
合格への期待よりも、
まずは一次を通過できる可能性が残ったことに、心からほっとしたのを覚えています。
一次試験 合格発表
一次試験の合格発表の日。
そわそわしながら、
パソコンの画面を何度も何度も更新していました。
結果は――
航空学生、海上保安庁パイロットコース、両方とも合格。
画面を見た瞬間、
一気に力が抜けたのを今でも覚えています。
その日のうちに、
家庭教師の方へ感謝の電話をしました。
「ここまで来れたのは、本当に先生のおかげです」
そう伝えたとき、
少しだけ胸が熱くなりました。
二次試験
航空学生の二次試験は、
・適性検査
・面接
・航空身体検査
が中心でした。
事前に対策していたこともあり、
大きく緊張することなく、落ち着いて受験できたと思います。
一方、
海上保安庁パイロットコースの二次試験では、
体力測定がありました。
海上保安庁のガルフストリームが置いてある格納庫での体力測定。
「将来、この飛行機に乗るかもしれない」
そう思うと、
不思議と緊張よりもワクワクの方が勝っていました。
結果は――
二次試験も、両方合格。
少しずつ、
夢が現実に近づいている感覚がありました。
いよいよ三次試験へ
三次試験はいよいよ、
・航空学生:実機フライト
・海上保安庁:シミュレーター試験
です。
ここからが、本当の勝負。
次回は、
この三次試験の細部について、できる範囲で詳しく書いていこうと思います。


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